『Lies of P』DLCディレクター、難易度調整を約束

Lies of Pの開発元Neowizは、サマーゲームフェストでDLC『Overture』を発表し、新たなエリア、敵、ボス、キャラクター、武器、そして激論を巻き起こした2つのより易しい難易度設定の追加を披露しました。現在、チームが「難易度引き下げ」を準備する中、これらの設定はさらに利用しやすくなりつつあります。

「ソウルライク」作品として、Lies of Pは過酷な挑戦を提供します。特に、その暗い物語と雰囲気に惹かれた、このジャンルに不慣れなプレイヤーにとってはそうです。チェ・ジウォン監督は当初、ソウルライクゲームに難易度オプションを設けるべきではないと考え、それなしで発売しましたが、後にこの姿勢を転換し、「より広い層のユーザーにゲームを楽しんでいただけるようにしたかった」と述べています。

DLC『Overture』を「本来の」難易度である「Legendary Stalker」で挑むプレイヤーにとって、その体験はこれまで以上に要求が厳しいものとなっているようです。DLCの難易度上昇を支持・批判する両方の議論の急増を受け、Lies of Pのsubredditはコミュニティが不満の投稿であふれ返るのを防ぐため、すべてのフィードバックを1つの「メガスレッド」にまとめました。

Steamのレビューにも同様の感想が反映されており、あるユーザーは次のように指摘しています：「レベル300では、通常の敵に2回攻撃されただけで倒されるべきではありません。敵の配置により、複数の敵と同時に対峙することを強いられますが、どの敵からの一撃でも体力の半分が削られる状況には、苛立たしさを感じます。」

最近発表された『Lies of P ディレクターレター』によると、難易度は再度調整されることになりそうです。

「私たちはすべての[プレイヤーのフィードバック]を注意深く評価し、皆様からの提案の一部をいつ実装するか検討中です」と、チェ監督はEurogamerの報道で説明しました。「様々なご意見の中で、私たちが最も注視しているのは戦闘体験です。

「私たちのビジョンと合致していない側面があることを認識しました。その結果、難易度の引き下げを含むいくつかの調整を検討しています。しかし、戦闘はLies of Pの中核をなす要素ですので、いかなる改訂も細心の注意と入念なテストを必要とします。」この基礎的重要性が、Neowizがまだアップデートの時期を発表していない理由かもしれません。

Lies of Pは私たちに強い印象を与え、8/10点を獲得し、Overtureも同様に8/10点でした。「慣れ親しんだリズムを踏襲しているとはいえ、Lies of P: Overtureは、既に傑出したゲームをさらに豊かにする素晴らしい拡張コンテンツです」と私たちは評価しています。