レアのベテラン開発者グレッグ・メイルズ、『Everwild』中止を機に退社

著者 : Connor Oct 03,2025

レアのベテランデザイナー兼ディレクターであるGregg Maylesが、昨日のXbox大規模レイオフを機にスタジオを去ると報じられている。このレイオフでは、Everwildのような長年開発が続けられてきたプロジェクトも中止となった。

VGCによると、Maylesの退社は、『バトルトード』のようなNES時代の先駆的タイトルから『ディディーコング』などのN64アイコンキャラクターの造形に至るまで、レアでの35年間にわたる影響力あるキャリアの終焉を意味する。

『バンジョーとカズーイの大冒険』のディレクターとして最もよく知られ、その後『Sea of Thieves』のクリエイティブディレクターを務めたMaylesは、過去4年間をレアの現在保留中のファンタジープロジェクトEverwildの開発指揮に費やしていた。

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マイクロソフトがEverwildの中止を確認したのは、6年間の公表期間(内部開発は約10年)を経てのことで、プロデューサーのLouise O'Connorも20年以上在籍したレアを去ると報じられている。

IGNはマイクロソフトにコメントを求めた。

2020年7月のトレーラーでは、Everwildを「ユニークな自然世界体験を提供するレアの魔法のような新IP」と説明していた。Xbox責任者のPhil Spencerは、つい2月まで同チームの進捗を称賛していた。

Gregg Maylesがレアを去る。クレジット: YouTube。

Xbox Game Studiosの責任者Matt Bootyは昨日、Everwildの終了を確認するとともに、『Perfect Dark』のリブート版やZeniMax Online Studiosの未発表MMOも中止すると発表した。

「『Perfect Dark』『Everwild』および複数の未発表プロジェクトの開発を停止した」とBootyは声明し、「これにはThe Initiativeスタジオの閉鎖も含まれる」と述べた。

「この困難な決断は、業界の変化に対応した優先順位の再調整です。影響を受けた各チームは、何年にもわたって創造性と献身をプロジェクトに注いできました」